看護師転職にベストな時期はいつから?月のどの時期がおすすめ?

看護の現場は時期によって雰囲気が大きく変わる

一般的な会社や役所では、繁忙期がある程度決まっていて、それ以外の時期は通常のペースで仕事が進みます。看護師の場合、年末年始など繁忙期によって職場の雰囲気が変わることがあります。

看護師が転職しやすい時期は、新年度が始まる4月頃、下半期が始まる10月頃、各職場で夏のボーナスが支給される7月頃と言われています。

これらの時期に入職を希望する場合、遅くとも4月入職を目指すのであれば新年度が始まる3ヶ月前の1月頃、10月入職を目指すのであれば7月頃から転職活動を始めることをおすすめします。

おすすめの転職時期は施設や希望職種によって異なる

おすすめの転職時期は、施設や希望職種によって異なります。

このトピックでは、志望施設別におすすめの転職時期をご紹介します。

大手病院への転職

総合病院や大学病院など、大きな病院への転職を希望する場合は、余裕を持って転職活動を行いましょう。

4月入職の面接は、前年の夏ごろから始まるケースが多いので、3ヶ月ほど前から準備を始めるとよいでしょう。

また、年度途中の入職の場合は、現職の賞与支給条件を確認しておきましょう。

クリニックへの転職

民間のクリニックは、毎年決まった時期に求人を出すのではなく、欠員が出た時に求人を出します。そのため、気になるクリニックがある場合は、こまめに求人情報をチェックすることを意識しましょう。

特に4月~5月、9月~10月は募集が多い傾向にありますので、注意してチェックすることをおすすめします。

訪問看護への転職

在宅医療の需要が年々高まっている今、訪問看護師への転職は有力な選択肢です。訪問看護ステーションの求人も増えており、経験豊富な看護師が優遇されています。

以前は5年以上の臨床経験が必要でしたが、現在は研修制度が整っているので安心して転職できます。

月のどの時期がおすすめ?

月単位での転職に最適な時期を見極めるのであれば、月の半ばがおすすめです。

給与計算の締め切りや、月初に入社する社員が多いことから、月初と月末はリクルーターにとって最も忙しい時期となることが多いからです。

月の半ばは、人事・総務部門に余裕があるため、応募に最適な時期です。応募や面接のプロセスもスムーズです。

ただし、すべての月に当てはまるわけではなく、月によって状況は異なりますので、あくまで目安としてください。

ご自身での判断が難しい場合は、転職サイトや転職エージェントで情報収集するのも良いでしょう。